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2021年のマイニング事情 – 2021.07.11

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シン・マイニンゲリオン3号機のマントを捲くりあげた
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最近、シン・マイニンゲリオン3号機が調子が悪くなって頻繁に落ちるようになりました。
原因が分かりませんがRTX3080を追加した以降におかしくなったのは間違いありません。
まずQuickMinerでの障害の調べ方について説明します。

QuickMinerメニュー
QuickMinerメニュー

Full detailed loggingを有効にするとログが落ちます。
障害が発生した時に調べるならこれが一番良いです。
ただこれだと大量にログが落ちるので普段は手動でconfigファイルを編集してfileLogLevel=3、launchCommandLineのfオプションも3にしてWarning以上のログを落とす程度で良い気がします。

オーバークロックしすぎたとかで特定のGPUが落ちているとかだと「#」で検索すると#0とかGPU IDでエラーが落ちているので分かりやすいのですが、今回発生していたのはそういった類の物ではありませんでした。

[2021-07-11 08:55:05:977] [WARNING] [dnsoverhttps] Classic DNS resolution failed
[2021-07-11 08:55:05:992] [DEBUG] [nhmws] Started, async connect called
[2021-07-11 08:55:05:992] [DEBUG] [nhmws] OnClose, reason: An exception has occurred while attempting to connect.
[2021-07-11 08:55:09:130] [DEBUG] [nhmws] Starting
[2021-07-11 08:55:09:131] [DEBUG] [dnsoverhttps] Failed to get DNS res. for nhmws.nicehash.com error: リモート サーバーに接続できません。
[2021-07-11 08:55:09:137] [DEBUG] [dnsoverhttps] Failed to get DNS res. for nhmws.nicehash.com error: リモート サーバーに接続できません。
[2021-07-11 08:55:09:138] [WARNING] [dnsoverhttps] CF secure DNS server blocked, using classic method
[2021-07-11 08:55:09:138] [DEBUG] [dnsoverhttps] Failed to get DNS res. (classic) for nhmws.nicehash.com error: そのようなホストは不明です。

こんな感じでDNSのエラーが出てるのがほとんどで、この時はchromeデスクトップも接続出来ないので完全にネットワークが死んでそうな感じです。
なのでとりあえず5GHzから2.4GHzにWiFi回線を変更して、マスターガンダムマントも電波を遮っている可能性もあるので半分捲くりあげて換気扇を覆うレンジフード状態にしました。
(RTX3080取り付け時にマントを付け直しているので、マントの位置状態やRTX3080の電磁波などが影響を与えてWiFi不調になった可能性も微レ存)
これで効果があれば良かったんですが、この記事を書いている最中にchromeリモートデスクトップで接続中に同じ状態になり接続が切れました。
(リモートデスクトップがいきなり固まる)
分からないので、一旦configのbNoDNSOverHTTPSをtrueに変更して様子を見ようかと思います。

DNSとブラウザ間の通信を暗号化!DNS over HTTPS(DoH)とは? | さくらのSSL
Chrome 78からDNS over HTTPSの実装検証を開始するとGoogleが発表しました。Firefoxも米国ユーザー向けに機能を有効化すると発表しています。見慣れたHTTPSがDNSとフュージョンすると一体何が起こるのか?今回は...

ワイはルーターのDHCPでDNSをGoogleのパブリックDNS(8.8.8.8/8.8.4.4)を明示的に指定しているのでDoHに対応してるハズですが、ルーターがDNSを兼用している場合は対応してない場合があるんじゃないかなぁ?と思いますね。
それだともっと大きな問題になってるハズなので不思議だなぁ?と思ってログを漁ると・・・

[2021-07-11 16:11:23:975] [TRACE] [dnsoverhttps] Resolved DNS over HTTPS nhmp-ssl.usa-west.nicehash.com to: 172.65.247.93

これを見ると自分のDNS指定じゃなくてnhmp-ssl.usa-west.nicehash.com(172.65.247.93)に問い合わせているから別に問題になってないのかな?
こりゃCloudFlareのNiceHash貧弱サーバーで名前解決させてるんだからbNoDNSOverHTTPSはtrueに変えておいた方が良いかもですよ?
(DoH未使用の場合は流石に自分のDNS指定使うだろうから高速でしょ?)

ただ、マウス・キーボード・モニターを接続して様子を見ていた時に確かに3号機はWiFiが切れてたんですよねw
右下のWiFiマークが地球儀のネットワーク未接続状態になっていた瞬間を目撃してしまいました。
WiFiルーターの回線本数によりますが、基本的には2.4/5GHzで1本ずつで電波の細切れ通信をしているだけなので同時通信というのは出来ないんですよね。
(1F/2Fのルーター間通信専用に5GHz帯を2本持ってるルーターなどもあります。)
USB子機で対応してるパーツ出てるのか?知らないですけど、ルーターをWiFi6に変えるのもありかなぁ?と思えてきました。

3号機温度
3号機温度

ファンは煩くない固定の60%に変更してみましたが、マントを捲くりあげているので、こっちの方がFANの回転数が少なくても涼しいみたいです。
ターゲット温度指定はwatchdogで定期的に温度監視して調整するプログラムが動くので負担が大きいと思って止めました。
Fullログを見てる感じだとファン回転数を固定にすると温度取得のAPI Callは止まってそうに思います。
とりあえず、マント捲くりあげ&DoHオフで様子を見ます!

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