NiceHashのサーバーについて理解されていない人が多いようなので、簡単に説明しようかと思います。
上記画面でアルゴリズム毎のハッシュレート等が確認出来ますが、注目すべきはドメイン名です。
イーサリアムで考えましょう。
daggerhashimoto.LOCATION.nicehash.com
LOCATIONの部分が日本だとjpになるので、下記となります。
daggerhashimoto.jp.nicehash.com
こちらをdigコマンドで調べると

stratum.usa.nicehash.comというDNSレコードの別名である事が分かります。
つまり日本にサーバーがある訳ではなくusaサーバーに接続しにいくだけです。
これは3年前に某掲示板で日本サーバーはUSAへのエイリアスだと言っていた人がいたので調べて確認した記憶があるので3年前から変わってない筈です。
IT知識の無い人向けの説明
DNSレコードとは、ipアドレス(数字)では分かりにくいので分かりやすい名前を付けている物です。
daggerhashimono:イーサリアム
jp:日本
という分かりやすい名前を付けて日本人はこれを指定すればいいよ
という感じの名前を付けている訳です。
CNAMEレコードは、このドメインの別名を登録すると考えて下さい。
daggerhashimoto.jpはstratum.usaの別名であるのでstratum.usaの事だと思えば良いです。
そしてstratum.usaもxxxx.pacloudflare.comのCNAMEレコードである事が分かります。
昨年10月か11月にNiceHashのDNSレコードがおかしくなった事件がありましたが、NiceHashはcloudflareというサービスを利用しています。
xxxx.pacloudflare.comの実態(Aレコード)が172.65.223.147です。
ちなみにdaggerhashimotoの部分を別アルゴリズムにしてもstratum.usaのCNAMEになります。
つまりjpでもusaでもたどり着くのは172.65.223.147という同じサーバーです。
NiceHashOSのロケーション設定にeuとusaしか無いように、実態のサーバーは
stratum.eu.nicehash.com:172.65.200.133
stratum.usa.nicehash.com:172.65.223.147
の2つだけの筈です。
※追記
この記事の内容は記述時点の2021.2.22時点では正しい内容でしたが、2.24にNiceHashのサーバーが増設されています。

1Maq8meqKPiRqHQuSq1p12ZhvLJjXhaywE
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